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経営相談Q&A

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解決済み

カテゴリ:経営計画

投稿者:ユーザー さん

建替え時の事業計画で検討すべきポイントとは?

先日、建替え時の事業計画で抑えておくべきポイントについての質問が投稿されておりましたが、具体的にはどのようなことを検討する必要があるのでしょうか?

質問日:2015-04-15
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回答1
NK倶楽部 さん ベストアンサー

事業計画で検討すべきポイントは「事業の方向性の検討」「規模・諸室の検討」「事業費の推計と収支計画の作成」の3つです。

●事業の方向性の検討
最近の医療政策動向・診療報酬改定・介護報酬改定や周辺の医療機関の動向を鑑みて、地域から求められている機能について検討します。また、病院の「強み」と「弱み」を把握し、建替え後の病院像を明確にすることも重要です。

●規模・諸室の検討
建物工事費=規模(総延床面積)×建築単価となりますが、建築単価は外的な要因の影響が大きいため、機能の取捨選択をすることで建物工事費を調整します。規模の設定には機能面・財務面を考慮する必要があります。特に、財務面の制約がある場合、規模の適正化あるいは建替え時期の調整を含めた計画を策定する必要があります。
※建築単価の削減も可能ですが、専門家に相談の上で、検討を進めていく必要があります。

●事業費の推計と収支計画の作成
病院の建設費用以外に、旧病院の取り壊し費用や移転時費用など、建替えには様々な費用が発生します。これらの項目を考慮し、事業費を推計する必要があります。収支計画は、これまでに検討した「事業戦略」「規模」の内容を基に作成します。

事業計画を策定する際には、上記のような検討すべきポイントをしっかりと押さえなければなりません。

回答日:2015/04/15
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