MMI医業経営情報サービス
オンライン資格確認の現状と今後(1)
来年2021年3月に「オンライン資格確認」が始まります。オンライン資格確認とは、政府が現在進めているIT化推進計画の一つで、マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号を用いて、オンラインで資格情報(保険の有効期限など)の確認ができる仕組みです。なお、資格確認にはマイナンバーカード内のICチップの暗号キーを活用するため、 医療機関が患者のマイナンバー(12桁の番号)を扱うことはありません。 ・・・続きを見る
初診からのオンライン診療恒久化に向けた議論が本格化
初診からのオンライン診療を、新型コロナウイルス感染症の収束後も恒久的な仕組みとして継続するための議論が、厚生労働省の検討会で本格化してきた。年内に一定の方向性が取りまとめられる見通しだ。わざわざ医療機関に足を運ぶ必要がない利便性と、重篤な疾患を見落とすリスクを回避する安全性の確保とをいかに両立させるかが鍵となるが、最大の焦点は、「初診」とされる患者のうち、どこまでをオンライン初診の対象とするのか。厚労省が11月13日の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」に提出した具体案に沿って、整理する。 ・・・続きを見る
オンライン診療は新局面へ。LINEは医療市場に受け入れられるか?
オンライン診療にとって劇的な変化が4月にありました。COVID-19の影響から医療崩壊を防ぎ、受診困難な患者の受診機会を守るために、政府は時限的・特例的措置として「初診から電話及びオンラインによる診療」を行うことを認めました。 ・・・続きを見る
Q.オンライン診療料の新たな算定対象となった「一次性頭痛」とは?
2020年度診療報酬改定では、オンライン診療料の対象疾患が拡大されました。厚生労働省 保険局医療課の通知で、新たにウ)事前の対面診療、CTまたはMRI撮影及び血液学的検査等の必要な検査を行った一次性頭痛であると診断され、病状や治療内容が安定しているが、慢性的な痛みにより日常生活に支障をきたすため定期的な通院が必要な患者が追加されたことを知りました。 ・・・続きを見る
コロナ禍の変化に適応する新常識に沿った診療所づくり(2)
さて、あらためて診療所の「サービス」とは何でしょうか。医療行為と医療行為以外のサービスに分けて考えると良いでしょう。診療所の「医療行為」は、疾患の発見、診断、治療、適切な専門病院への紹介、などが考えられます。 ・・・続きを見る
コロナ禍の変化に適応する新常識に沿った診療所づくり(1)
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活様式、それに伴う受領行動を大きく変化させようとしています。これまでの常識が通用しないNew Normalが生まれようとしているのです。 ・・・続きを見る
3密対策とICT化(2)
診療所の受付では、狭い空間に複数のスタッフがおり、スタッフ同士の距離が近いという問題があります。これは「密閉」にあたります。また、待合室では、患者の滞在時間が比較的長い傾向にあり、患者の数も多ければ、それだけ密になります。これは「密集」にあたります。 ・・・続きを見る
オンライン診療システムの最適な選び方
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響から、4月に政府は全国に「緊急事態宣言」を発令し、外出自粛が要請されました。そんな渦中に、医療崩壊を防ぎ、受診困難な患者の受診機会を守るために、政府は時限的・特例的措置として「初診から電話及びオンラインによる診療」を行うことを認めました。 ・・・続きを見る
医療IT最前線 第94回
2018年に新設された「オンライン診療料」。様々な要件を用意することで、スモールスタートを選択したわけですが、2020年の改定では普及を目指して、様々な要件が緩和されています。 ・・・続きを見る
Q.オンライン診療の実施方法・対象疾患の見直しとへき地や医療資源の少ない地域に限定した規制緩和とは?
当クリニックは一般内科、外科、リハビリテーション科を標榜する無床診療所です。高齢患者の中には通院が困難な方も増えてきたことから、ご家族の支援が得られる方を対象に、オンライン診療を実験的に導入すべく準備を進めています。2020年度診療報酬改定では、オンライン診療に係る診療報酬要件の見直し等は行われたのでしょうか? ・・・続きを見る