MMI医業経営情報サービス
医師労働時間短縮計画
厚生労働省は4月1日、「医師労働時間短縮計画作成ガイドライン 第1版」を公表した。勤務医の時間外労働に上限規制が適用される2024年4月までいよいよ2年を切り、各医療機関では、まずは勤務状況の把握から始まる適切な対応が求められる。 ・・・続きを見る
22年度改定 DPC/PDPS
2022年度診療報酬改定では小幅な見直しとなった「DPC/PDPS」。ただし、短期滞在手術等基本料の見直しと合わせ、22年度予算折衝における大臣合意事項に掲げられていた「さらなる包括払いの推進」は着実に実行されている。 ・・・続きを見る
介護改定の効果検証
「LIFE」を活用する介護事業所では、利用者の課題把握などにメリットを感じ、アセスメントにも変化が起きていることが厚生労働省の調査で分かった。一方で、未活用の最大の理由に上がるなど、「職員への負担」が推進上の課題となっている。 ・・・続きを見る
22年度改定 専門医療
2022年度診療報酬改定では、感染症対策をはじめ、地域の基幹施設が地域医療を牽引する仕組みを設けたことが大きな特徴であり、その考え方は専門医療にも導入されている。重症化予防には新たな評価の視点が見られることも注目される。 ・・・続きを見る
22年度改定 回復期・慢性期
2022年度診療報酬改定では回復期での厳格化が目立った。特に地域包括ケア病棟については、複数の減算規定が設けられるなど厳しい内容となっている。慢性期においても必要な適正化が図られている。 ・・・続きを見る
介護文書の負担軽減
介護分野の文書負担軽減が2020年以降、本格的に進められている。取り組みの視点の一つである「ICT等の活用」については、指定申請等の「ウェブ入力・電子申請」の運用が第1期の自治体で22年度下期頃から開始される予定だ。 ・・・続きを見る
22年度改定 外来・調剤
2022年度診療報酬改定でも重点課題となった「かかりつけ医機能」の評価は、「機能強化加算」の要件厳格化で機能の明確化が図られた。外来医療では「オンライン診療」の評価体系が整備され、調剤では「調剤料」の対人業務評価が切り分けられたこともトピックとなった。 ・・・続きを見る
22年度改定 急性期入院医療・働き方改革
2022年度診療報酬改定では、新型コロナウイルスの感染状況や地域医療への影響に配慮しつつ、急性期入院医療の機能分化が進められた。重症度、医療・看護必要度で影響度の大きい心電図モニターの管理を削除する一方、手術など高度・専門医療の実績を評価する加算を新設している。 ・・・続きを見る
オンライン診療の新指針
菅前首相の肝いりで検討が進められてきた「オンライン診療の初診解禁」は、1年ほどで新たな実施指針がまとまった。原則を「かかりつけの医師」としつつ、オンラインによる事前相談を活用し、それ以外の医師にも認めるなど柔軟な運用を図る内容だ。 ・・・続きを見る