MMI医業経営情報サービス
<検証>2022年度診療報酬改定(6)
2020年、後発医薬品メーカーの製造工程における不正が相次いだ影響で、当該企業の一部の医薬品の供給停止や出荷調整等が発生。その結果、薬局や医療機関では代替医薬品が不足し品薄による混乱を招き、それが現在まで続いています。 ・・・続きを見る
<検証>2022年度診療報酬改定(5)
ジェネリック医薬品の製造工程を巡り、近年、一部の医薬品メーカーで不正が発覚。薬機法(医薬品医療機器等法)に基づく行政処分により、製品の製造や出荷が長期間停止または縮小したことを背景に、医薬品製造販売業者各社による自社製品の出荷調整が現在まで、幅広く実施されてきました。 ・・・続きを見る
<検証>2022年度診療報酬改定(4)
4年前の2018年診療報酬・介護報酬の同時改定で新設された「地域支援体制加算」。そもそも「かかりつけ薬剤師」が本来の機能を発揮し「地域包括ケアシステムの中で地域医療に貢献する薬局」を評価する新機軸として誕生しました。2016年の診療報酬改定で新設され、かかりつけ薬剤師による服薬指導を評価する「かかりつけ薬剤師指導料(同包括管理料)」の届出が必須条件でもあり、両者は連動する調剤報酬でした。 ・・・続きを見る
<検証>2022年度診療報酬改定(3)
厚生労働省の診療報酬における調剤基本料の設定は、医薬品の備蓄(廃棄、摩耗を含む)等の体制整備に関する経費を評価したもので、その区分は従前から薬局経営の効率性を踏まえて設定しているとの方針を打ち出してきました。効率性のモノサシとなるのが集中率の高さや薬局単位での処方箋受付回数の多さ、グループ単位での処方箋受付回数の多さ等であり、これらの実績に関しては医療経済実態調査等のデータを踏まえ“効率性の観点”で報酬設定を行うとしています。 ・・・続きを見る
<検証>2022年度診療報酬改定(2)
財務省の財政制度審議会は診療報酬改定や介護報酬改定等が実施される前の年に「財政健全化に向けた建議」を公表するのが慣習化されています。所謂、「春の建議」と総称されるもので、2021年5月21日に発表。それに先駆け、財務省は同年4月15日に「社会保障の提言」を公表しましたが、「春の建議」はそれと一体をなすものです。 ・・・続きを見る
<検証>2022年度診療報酬改定(1)
2022年度診療報酬改定の具体的な報酬内容が2月9日、公表されました。医科、歯科、調剤、薬価、材料価格等も含む全体の改定率は全体で-0.94%。マイナス改定は2016年から4回連続となります。 ・・・続きを見る
2022年度改定議論・チーム医療
「入退院支援加算」や「認知症ケア加算」では人員配置要件が届出のネックに―。2022年度診療報酬改定に向けた議論では、より質の高い入院医療の推進に欠かせない多職種連携の確保に向けた課題が明らかになっている。 ・・・続きを見る
2022年度診療報酬改定を展望した今後の病院経営(2)
回復期リハビリテーション病棟については飽和状態という議論の中、平成28年改正で実績指数が導入されました。実績指数は入棟時から退棟時の間に改善したFIM値を在棟期間等で除したものです。つまり、分子である在棟期間中のFIM利得が大きければ大きいほど、分母である在棟期間が短ければ短いほど実績指数はよくなります。 ・・・続きを見る
2022年度診療報酬改定を展望した今後の病院経営(1)
令和4年度診療報酬改定に向けて中央社会保険医療協議会で議論が始まりました。今後、議論は、現場の実態と現行の施設基準とを比較しながら進められることになります。今回は中医協の入院医療等の調査・評価分科会に出された回復期の病棟に係る実態資料を確認します。 ・・・続きを見る
Q.2022年度診療報酬改定について教えてください
2022年度診療報酬改定は、やはり厳しい改定になりそうですか?どのような改定が予測されますか? ・・・続きを見る