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経営相談Q&A

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解決済み

カテゴリ:人事・教育

投稿者:ユーザー さん

仕事の優先順位の判断が、ずれている。

最近、スタッフに指示をしても、今してほしい切羽詰った仕事や人を待たせている仕事を、マイペースで処理したり、やり忘れるようなケースが出てきていま す。何を優先しなければならないのか、基本的な「判断」がずれているのですが、そんな当たり前のことを教え込まなければならないのでしょうか。

質問日:2012-05-09
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回答1
NK倶楽部 さん ベストアンサー

優先順位について、共通認識を持つ必要があるでしょう。
いま手許で進めている仕事がある場合、新しく出された指示がどれくらい緊急のものであるかどうかは、初めのうちは判断が難しいかもしれません。ハンドルを 握ることに手一杯で、道路や後続車の状況を判断できない初心者運転のようなものでしょう。逆に、仕事に慣れた気になって、周りの状況にお構いなしで、自分 のしたいように運転しているようなケースも、あるかもしれません。 日本経営では、複数の仕事がある場合、一番優先される仕事は「お客様にお願いしなければならない仕事」、同じくらい優先されるのが「社内外の専門家・仲間にお願いしなければならない仕事」、一番後回しにするのが「自分が動く仕事」と位置づけて、意識合わせをしています。 「相手に動いていただく」「根回ししていただく」「安心していただく」ことが重要になる仕事の、特質かもしれません。 大切なことは、「何を優先するか」ということは、単に仕事の手順に留まらず、その人の「本性」が見られているということです。「患者さんにはサービスはよ いが、職場の仲間には全くサービス精神がない」なども、その一例でしょう。ミーティングや朝礼で、「何を大切にしているのか」を、継続して意識合わせして いく必要があります。 「優先順位」を突き詰めて意識合わせする過程で、「職務能力」だけではなく「人格能力」ということを考えないわけにはいかなくなるでしょう。単にトップダ ウンではなく、スタッフなりの立場や意見を、一度傾聴しなければならないシーンもあるかもしれません。そこまで向き合って議論を深めていくことで、逆に チームのベクトルが一致してくるのではないでしょうか。

回答日:2012/05/09
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