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経営相談Q&A

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解決済み

カテゴリ:人事・教育

投稿者:ユーザー さん

朝のミーティングの輪に、入ってこないスタッフがいる。

親しい患者さんから、「先生のところは、ギリギリに来るスタッフがいるから、大変ねえ」と言われました。 よく聞くと、ギリギリの時間で出勤して、玄関の前で待っている患者さんを掻き分けて入ってくるスタッフがいるようなのです。 これはまずいと思い、一念発起、毎朝ミーティングをすることにしました。 始めてみるとこの効果は抜群で、格段にコミュニケーションが取れるようになりました。私の一方的な連絡だけでなく、スタッフも連絡したいことがあって、今までそれが出来なかったのだ、と言います。 もちろん、少し早めの出勤になり、患者さんに不快感を与えることもなくなりました。出勤時間が早くなった分は、時間外の手当をつけることにしました。 しかし、問題が露呈しました。 白け切っているスタッフが1人だけいるのです。どうも「皆で仲良くやっていく」ということに、素直に輪に入って来れないようです。仲のよくないスタッフが、ミーティングの中心になっていることも、原因だと思います。 このスタッフは、午前の勤務を外すようにシフトを変更したほうがいいでしょうか。それとも、チームに馴染むように何か工夫できることがあるでしょうか。私が問題視して首を突っ込むと、かえっておかしなことになりますか。

質問日:2009-11-10
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回答1
NK倶楽部 さん ベストアンサー

白けた態度は、ミーティングの時だけでしょうか。
やはり、ミーティングの効果は高いものがありますね。しかも、コミュニケーションが格段によくなったということであれば、だいぶ工夫して実施されていると いうことが伺えます。もともとミーティングを始めたきっかけは、朝の出勤時間を早くしようということだったようですが、今では貴院の運営上欠かせないもの になってきているのではないでしょうか。 さて、そのような中でミーティングに消極的なスタッフが一人いらっしゃるということでした。まず確認していただきたいことは、このスタッフが白けた態度を取るのは、朝のミーティングの時だけなのかということです。 他のスタッフとのコミュニケーションに問題があるスタッフの場合、ある場面では積極的で、ある場面では消極的であるということは一般的に少ないと思われま す。例えば、チームで仕事をすることに非協力的であるスタッフは、ミーティングだけでなく、忙しい時でも他のスタッフを手伝わないとか、みんなで掃除をす るときでも手を抜いたりサボったりするとか、新しいことを実行することが決まっても非協力的であったりします。 今回は、ミーティングでの態度を取り上げてのご相談ですが、このスタッフはミーティング以外の場面であっても他のスタッフとのコミュニケーション上の問題 を抱えていることが想定されます。もし、そうであった場合、たとえ午後のシフトに専念させたとしても本質的な問題は改善されません。むしろ、本人に対して は、「嫌なことがあれば取り組まなくても許される」というメッセージを送ることになってしまいます。 そこで、やはりすべきことは本人の改善です。そのためには、朝のミーティングにおける院長から見た問題点を本人に伝えることが重要です。そして、その際にはミーティングの意味や目的についてもきちんと説明する必要があります。そして、改善を促すのです。 本人が改善する意識があるのであれば、院長もぜひそれを支援していくことが大切です。改善したい思いがあっても、例えば人前で話すことに苦手意識があると か、技術的に自信がなくて積極的になれないとか、何らかの事情があるのであればそれこそ院長が首を突っ込んででも支援してあげるという姿勢が重要だと言え ます。 しかし、本人に問題点の自覚がなかったり、改善する意思がないという場合は、辞めてもらうことも考えなければならないかもしれません。放置していると他の 職員との間でトラブルを起こす可能性もあります。クリニックのような少人数組織において、一人でもトラブルメーカーがいると診療に集中することができなく なってしまいます。 このように、まずは本人に問題点についての自覚を持ってもらい、その上で指導・支援すべきか、最悪の場合退職してもらうのかを検討していくと良いのではないでしょうか。

回答日:2009/11/10
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