まず、経費の中身・意味づけを見直すことでは。
一言で経費と言っても、その性質は様々です。単価アップに貢献している支出もあれば、継続的な通院を促すことに貢献している支出もあります。 経費を見直す際には、それが利益にどう貢献し得るかの意味づけをまず見直すことが、ポイントでしょう。 具体的には、駐車場スペースを駐車場として考えるのか、医院のプレートを大きくかけて広告スペースとして考えるのか。あるいは、協力企業さんを、単なる仕入先と位置づけるのか、診察スタイルやスタッフの教育・診察に専念できるためのサポーターとして位置づけるのか。 経費を削減するだけの発想では、事業縮小に繋がり、かえって利益率は改善しないかもしれません。それぞれの支出に増収・増益のための役割を持たせると、同じ支出でも、その運用方法には様々なヒントや工夫が生まれてくるでしょう。