「医療イノベーション推進本部」が立ち上げられました。
平成24年5月25日、厚生労働省は「医療イノベーション推進本部」を立ち上げました。 現政権の掲げる新成長戦略（平成22年6月）や日本再生戦略（23年12月）では、「医療・介護を成長産業に位置づけ、日本経済全体を牽引してもらおう」という構想が打ち出されています。 そこで厚労省は、医療イノベーション推進本部において、 （1）大学等における研究成果の実用化に向けた支援 （2）臨床研究の推進 （3）医薬品・医療機器等の審査の迅速化・質の向上 などに取組むことで、医療イノベーションの着実な推進を図ることとしています。また、この推進本部の下には、実働部隊である「推進チーム」が設置されています。 一方、内閣官房の「医療イノベーション会議」では、『5か年戦略』の議論が進んでいます。推進本部・推進チームでは、この『5か年戦略』が取りまとめられた後、施策の具体化に向けた議論を行う予定。 平成25年度予算概算要求に間に合わせる必要があることから、8月下旬には一定の結論が出される見込みです。 （厚労省資料・通知情報を入手するなら、ＷＩＣがお勧めです。）