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投稿者:ユーザー さん
プロに任せて、医院のプロモーションを効果的に行いたい。
他院の集患事例を見聞きする中で、当院でも、きちんとプロモーションを行う必要があると思い始めてきました。自前でやるのではなく、プロに任せれば効果的に行えると考えますが、うまく進めるために注意点はありますか。
- 質問日:2012-05-08
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投稿者:ユーザー さん
他院の集患事例を見聞きする中で、当院でも、きちんとプロモーションを行う必要があると思い始めてきました。自前でやるのではなく、プロに任せれば効果的に行えると考えますが、うまく進めるために注意点はありますか。
テクニックではなく、難しいのは「体質改善」では。
まず、「自前でやるよりも、プロに任せればよいものができる」ということがどういう意味で使われているのか、ということがポイントではないでしょうか。 外注というのは、そう簡単ではないかもしれません。登場人物が増えれば、それだけコミュニケーションが必要になるからです。例えば、当院の強みとする診察内容や、日々の患者満足への取り組みなど、医院の値打ちを的確に把握してブランディングしてもらうことは、丸投げで放っておいて進むものではありません。最も大切な部分は、自分たちで気づいて、自分たちの言葉で表現することです。そうしなければ、伝わるもの、魂のこもったものにはならないでしょう。 先進的にプロモーション(患者さんとのコミュニケーションと言ってもいいでしょう)に力を入れている診療所では、外注先として信頼できるプロフェッショナルがついていることもあります。しかし同時に、院内にプロモーションを担当するスタッフを配置していたりします。あるいは、院長に強烈な発信力があって、毎月発信したいテーマや取り組みが明確であったりします。 プロに任せることの最大の効果は、専門家とのコミュニケーションを通して、自分たちの価値を再発見し、自分たちの行動をどう変えていけばいいのか、ヒントを得られることではないでしょうか。ホームページ1つ作るにしても、作るだけで終わるのか、その過程で院内の体制を見直すのかで、価値は大きく変わります。つまり、「ホームページを作るのは簡単、難しいのは院内の体質改善」と言えるでしょう。 表面的なプロモーションではなく、スタッフ1人1人の体質改善・診療所の風土改善につながる取り組みにしていくことが重要で、「自前でやるほうが簡単だが、それでもプロに入ってもらって進めていきたい」という覚悟が、外注する際の重要なポイントではないでしょうか。