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投稿者:ユーザー さん
高齢者の通院回数は、平均値では分からない。
以前、レセプトのデータをもとに、当院の年代別の通院回数を算出したことがあります。年代別にグラフ化すると、高齢者の方の通院回数の占める割合が非常に多いことが分かり、平均値では把握できなかった実態を理解できました。高齢者の方の通院回数に関する統計データは、ないでしょうか。
- 質問日:2012-04-26
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投稿者:ユーザー さん
以前、レセプトのデータをもとに、当院の年代別の通院回数を算出したことがあります。年代別にグラフ化すると、高齢者の方の通院回数の占める割合が非常に多いことが分かり、平均値では把握できなかった実態を理解できました。高齢者の方の通院回数に関する統計データは、ないでしょうか。
東京都が、高齢者の生活実態を調査しています。
ご指摘のとおり、レセプトのデータは、平均値だけではなく、疾病別・年代別に見ると、医院の収入構造がよく分かるものです。 逆に患者さんの側からすると、1ヶ月のうちに通院する医療機関は、一か所ではないかもしれません。東京都が行う「東京都福祉保健基礎調査」では、平成22年度のテーマとして「高齢者の生活実態」を調査しています(回答者数4,767人 調査員による面接他計式)。 この中で、過去1ヶ月の総通院日数(I-55)が報告されていますので、ご参考になるかもしれません(平成22年度「高齢者の生活実態」うち第3章はこちらから)。 65歳から5歳刻みでの1ヶ月の通院日数のデータ(I-55-3)もあり、総数では平均2.56回となっていますが、2日以上通院が1,431件、このうち5日以上の通院が397件などとなっています。平均では分からない、通院日数のばらつきを確認できるでしょう。 本調査では、その他、高齢者の生活実態を様々な切り口から調査していますので、ご参照ください。