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投稿者:ユーザー さん
来院患者数が分からない中で、何を判断基準にすればよいか。
開業準備を進めているものの、初期投資が大きく、正直迷いもあります。患者さんがどれだけ来院してくれるか分からない中で、他の先生方は何を判断基準にされているのでしょうか。
- 質問日:2011-12-20
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投稿者:ユーザー さん
開業準備を進めているものの、初期投資が大きく、正直迷いもあります。患者さんがどれだけ来院してくれるか分からない中で、他の先生方は何を判断基準にされているのでしょうか。
1日に診なければならない患者数が、バロメーターでしょう。
開業の意思決定をされるにあたって判断基準の1つとなるのは、「収支分岐点」です。 初期投資がいくら大きくても、それを手持資金で支払うことができれば、開業後に資金ショートすることはありません。逆に、どれだけ患者さんが来院されても、月々の経費や返済・生活費が多額であれば、資金に詰まってしまいます。 つまり、開業後にどれだけの支出が発生するのかを、厳し目に試算することが、まず必要になります。 その上で、返済や生活費まで含めた支出をまかなうには、どれだけの収入を上げなければならないかを計算します。この収支トントンとなる時点の収入を、「収支分岐点」と言います。この収支分岐点に到達することが、開業後の最初のハードルです。 開業当初は、収支分岐点には届かないケースが多いと考えられます。その間、手持資金を切り崩してやりくりすることになります。これを運転資金と言います が、何か月分の運転資金を予め用意できるのかによって、スケジュールが切迫する場合もあれば、余裕が生まれる場合もあります。 この収支分岐点収入を上げるために、1日あたり何人の患者さんを最低でも診なければならないのかが、判断の大きなバロメーターになります。 運転資金が残っているうちに、最低ラインの患者数に到達する必要があります。無理があるのか、イメージが涌くのか。もし無理があるようであれば、何らかの見直しが必要かもしれません。