一般的なデータですと、一般社団法人全国公私病院連盟及び日本病院会の「病院経営分析調査報告」の統計値があるのですが、このデータには一般病棟の入院基本料別の統計データがありません。

よって、以下の統計値をご参考にして頂ければと思います。

【病医院の経営分析参考指標　平成25年度決算分(2014)WAM】より
一般病院性格別　全病床において一般病棟入院基本料(10対1)を算定する一般病院

<機能性>
・施設数　69施設
・平均病床数　106.1床
・病床利用率　71.7%
・平均在院日数　14.7日
・入院外来比　2.80
・新患率　11.3%
・外来1日平均患者数　212.7人
・病床1床当たり医業収益　18,452千円
・入院患者1人1日当たり医業収益　44,860円(うち室料差額1,565円)
・外来患者1人1日当たり医業収益　9,784円

以上を参考にすると、貴院は平均単価が統計値より低い状況となっていますが、病床利用率については統計値より高い水準であることがわかります。
診療科や患者構成、手術の件数等で異なるので、一概に収益性が低いとはいえませんが、一般的に収益性が低い病院では、患者層と看護師その他職員の配置、加算算定のバランスが合っていない可能性があります。

統計値を大きく下回る利益率で、詳細な要因分析にご興味がある場合は、NK倶楽部の収益性診断をご活用いただく等、弊社スタッフまでご連絡下さい。