経営には、予算などの計画策定とその計画に基づく経営管理が必要となってきます。
一般的に、弊社の経営診断や収益改善のコンサルティングを行う際には、以下の項目について管理指標を準備頂き、分析及び改善案を検討します。

①一般病棟
・新規入院患者数　※入院経路別
・退院(転棟含む)患者数　※退院経路別
・在宅復帰率
・延入院患者数
　⇒1日当たり患者数
　⇒病床利用率
・平均在院日数(3ヶ月平均の推移)
・必要度重症度　※A項目2点以上B項目3点以上
・患者1人1日当たり診療単価
・診療科別患者1人1日当たり診療単価
・一般病棟収益額
・紹介率、逆紹介率

②療養病棟
・新規入院患者数　※入院経路別
・退院(転棟含む)患者数　※退院経路別
・在宅復帰率
・延入院日数
　⇒1日当たり患者数
　⇒病床利用率
　⇒医療区分3(延日数)
　⇒医療区分2(延日数)
　⇒医療区分1(延日数)
　⇒医療区分2・3割合
・平均在院日数(3ヶ月平均の推移)
・患者1人1日当たり診療単価
・療養病棟収益額


以上、一般的なものを上記に挙げましたが、その他の指標も管理して頂いても構いません。
例えば、療養病棟に関して、療養病棟入院基本料1を算定して、在宅復帰機能強化加算を算定していくには、「在宅復帰率」のほか「病床回転率」を管理しておく必要があります。
その他、上位施設基準や病院の方向性として管理しておくべき指標があれば、追加頂ければと思います。