弊社のお客様での事例の一部を紹介します。

①他科病床の利用
診療科ごとに稼動病床数目標を設定し、満床となった場合は他科診療科の病床を利用できる。
②100%超の目標設定
目標の病床利用率をあえて100%超で設定し、チャレンジする。
③インセンティブの充実
インセンティブとして入院手当(常勤医師)や手術手当(非常勤医師)等を活用する。
④数日前の入院予約の廃止
予約入院の為に、入院数日前からベッドを確保する事を禁止する。原則、当日退院したベッドを活用する。
⑤午前退院・午後入院
退院時間を原則午前中とし、午後から新入院を受入られるようにする。満床の場合は、入院時間を患者様にお伝えできないこともある。
⑥救急患者優先
救急の患者を最優先して、断らないようにする。救急車は必ず受入れ、自院にて受入出来ない場合は、連携先の病院に医師・看護師にて搬送を行う。
⑦病床管理担当看護師
病床管理は、副院長・看護部長・救急看護師長・外来看護師長・各病棟師長で実施する。また、病床管理担当看護師に権限を与え、病床管理を徹底する。
⑧オーバーベッド
病棟のベッドが空いていない場合、救急のリカバリーベッドや処置室等を活用する。
⑨未利用病床の確認
使い勝手が悪い事が理由で、病棟で使用していない病床がないか確認する。
⑩医師事務作業補助体制加算
医師の負担軽減を行い、診療に専念して頂ける体制構築に努めている。
⑪減免措置
多床室が満室の場合、個室の利用促進のため、減免措置を実施している。
⑫限度額適用認定(支払い相談)
限度額適用認定について、入院中の早い段階で医事が対応する事で、患者様の精神的・経済的負担を軽減するようにしている。

この他にも様々な条件に応じて、数多くの事例があります。
一概にどの取り組みが一番効果があると言うことは言えませんが、貴院の置かれている状況にあった取り組みが出来ると高い効果が期待できます。