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投稿者：ユーザー さん
ドクターからの信頼は、ピカイチ。
息子は勤務医ですが、近い将来、開業する予定です。 人伝に聞くところによると、ドクター仲間からの信頼もピカイチで、医者としての実力は折り紙つきです。（妻は親バカだと言いますが、そのようなことはありません） しかし、実力のある医師が、開業医として成功するとは限りません。医師としての実力だけが問われるのではなく、毎日、看護師や事務スタッフと仕事をする中 で、ドクター同士の信頼感とは、また違った信頼感が必要になります。技術も大切ですが、親しみやすさがより必要だと思うのです。 一方、息子の意見は違います。 「技術が信頼されればいい。親しみやすさやを、彼女らに感じてもらう必要性は感じないよ。」 私は、ここに不安を感じるのです。 勤務医時代に看護師・事務スタッフにとって「親しみやすい」ことが、開業においてどう重要であるのか、具体的な事例がありますか。
- 質問日：2009-12-11
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他職種の方々に支えられて成り立っていることに、変わりはないでしょう。
ご指摘の通り、ご開業されると、看護師や事務スタッフを束ねていくのは、院長しかいません。さらに言うと、昨日までは全く別の業界でアルバイトをしていたスタッフと、毎日のように一緒に仕事をすることになるのです。 Ｗ院長の事例をご紹介しましょう。 院長は、最後の勤務先での勤務年数が長く、その間、病院内での福利厚生行事や飲み会に、積極的に参加して来られました。「いや、年数を重ねると、おごらな ければならない立場になってね。たかられていたんだよ。」と笑っておられましたが、そうではありません。看護師や受付スタッフから慕われていたのです。 ご開業にあたって、そのことははっきり証明されました。看護師の確保が思うように行かずに元部下に連絡したところ、すぐに動いてくれました。結婚や妊娠で退職した看護師を紹介してくれたのです。 受付についても同様です。病院の診療時間外に患者さんが来院すると、「専門の先生がここで開業されている」と、その場でクリニックに電話、予約を入れてくれているのです。 勤務医であれ、開業医であれ、他職種の方々に支えられて仕事は成り立っているのだと、院長の事例から教えられます。