福岡オフィスCommunication Letter
福岡オフィスCommunication Letterは、コンサルティングの現場での気付きや、社内での日々の取り組みの「リアル」をお伝えしていく福岡オフィス発信の情報誌です。
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2017年6月号
弊社では、人材育成の基本に三大能力を磨くという考え方があります。三大能力とは、「人格能力」「職務能力」「健康能力」です。プロは職務能力を磨くのは当たり前。職務能力が磨かれなければ仕事になりませんから、企業や病院、施設でも職務能力向上のための教育は熱心に行います。
2017年5月号
「この件はどうなってる?」「すみません、まだできてません」こんなやりとりがないでしょうか。私はこの「できてません」という言葉に強い違和感を持ちます。どうして「していません」「やっていません」という言葉にならないのでしょうか。
2017年4月号
日本では今、働き方改革が進んでいます。労働時間の規制や有給休暇取得率の向上などが、企業にプレッシャーをかけようとしています。目的はライフワークバランスの向上、女性の社会進出の強化ということですが、休む権利や所定労働時間内で必ず退勤する権利の強化のような捉え方が強くなり、働きたい人の権利が奪われつつあるように感じるのは、私だけでしょうか。
2017年3月号
「自分は信用されていない」「何も権限がない」といったことを管理職の方にお聞きすることがよくあります。いつまでたっても「俺がいなけりゃダメだ」と考えていたり、職員を信用できなかったり、自分が全部知っていないと気がすまなかったり、すべて管理したいなどと思っている経営者の方がいるのも確かです。
2017年2月号
当社に限らず、世間の経営コンサルティング会社は、経営のことを色々と勉強していますが、「経営をやったことがあるのか?」というと、多くのコンサルタントはやったことがないと答えるのではないでしょうか。当社も同じことが言えますが、そのことはお客様にもご理解いただいたうえで、特定分野の専門家として、必要に応じてご相談やご依頼をくださいます。
2017年1月号
新しい年が始まりました。今年新たに何かにチャレンジすることを決意された方もいらっしゃると思います。一方、昨年から引き続き行っていることを、中断せず継続される方もいらっしゃると思います。そんな中、ちょっと違ったシステムの活用事例をお伝えします。
2016年12月号
人生を疾風のごとく駆け抜けた医師がいる。享年30歳。その輝きは一般的な人生の長さに比しては、わずかの時間であったかもしれないが、多くの人の心に強い印象を与えた。私は彼とは面識がない。私が知っているのは、お父様の喪主としての挨拶と4人の友人の弔辞で語られたエピソード、そして斎場に飾られた生前の数々の写真の彼だけだ。
2016年11月号
先日、とある講演を拝聴する機会に恵まれました。すばらしいお話しの数々でしたが、その中の一つに、「優しい」についての説明がありました。「優しいというのは、言葉遣いやマナーなどではない。優しいという字は人を憂うと書く。人を憂う、人を思いやることがやさしいということ。だから、優秀というのは仕事ができるとか、能力があるということではなく、人を憂うことに秀でた人ということだ。」
2016年10月号
成果主義は良くないといわれることが少なくありません。成果主義という言葉自体も定義が曖昧ではありますが、成果にこだわることが良くないということはないでしょう。「成果さえあげていれば、あとは何をしても良い。」とか、「プロセスは一切評価しない」といった、極端な考え方が良くないということではないでしょうか。
2016年9月号
弊社は来年50周年を迎えますが、創業者の菱村和彦はまだまだ元気。経営については完全に任せていますが、理念を継承する、人を育てるということについては一切の抜かりはありません。今でも毎週月曜日は7:30~8:30まで、階層別に社員を分けて早朝講話をしています。“毎週”です。