MMI医業経営情報サービス
嘔吐物の中の携行品賠償
先日、当院に来院された患者さんが、ベッドにて大量に嘔吐されました。 嘔吐物は中身をチェックした後、何もないことを確認し、トイレに捨てました。 後日、患者さんより、「嘔吐された中に、その患者さんの入れ歯があったと思うが。。。。」と問い合わせがありました。 嘔吐物の中には何も無かったため、捨ててしまったのですが、当院で賠償すべきでしょうか。 ・・・続きを見る
Q:退職金の支払い~育児休暇中も在職期間として参入すべき?
退職金支払いの時の在職期間のカウントについて教えてください。 産休・育児休暇の期間は在職期間としてカウントすべきでしょうか。 ・・・続きを見る
クレイマー・モンスターペーシャントの実態とその対策
2008年11月に、元厚生労働事務次官と夫人がサバイバルナイフを持った男に襲撃され殺傷された事件は、その容疑者が直接的に被害者らと何の接点も無かったという意味で衝撃的だった。マスコミ報道等を集約すると、この容疑者は隣人や周辺住民と絶えずトラブルを起こしていたクレーマーだったらしい。私たちは仮に人に恨みを買うようなことは無いと確信していたとしても、一体「何者か分からない人間」に突然襲いかかられる危険性のある、殺伐とした時代に生きていることを忘れてはならない。 ・・・続きを見る
Q:有休を公休に変更可能ですか?
当院では、「週40時間、月~金を勤務すれば土日休み」を基本の勤務時間としています。そのため、平日1日休むと土曜日出勤となります。 ・・・続きを見る
医療法人が「高齢者のすまい」を運営するポイントは?
今、様々な医療機関が有料老人ホームや高専賃の設立をしているという話を聞きます。 医療法人が有料老人ホームや高専賃を運営する上で何がポイントとなるのでしょうか。 ・・・続きを見る
DPC導入の実際(2)
医療の標準化のツールとしては、専門家によるエビデンスに基づいた診療ガイドラインやクリティカル・パス等がありますが、本当の意味での統一された診療の標準と言うものは、未だ存在していないのが現状です。それ故に先進的な取り組みを行っている病院の先行事例を参考にしながら、自院に適した方法論を探っていくのが効果的だと思います。 ・・・続きを見る
公立病院改革ガイドラインとある地方大学病院の取り組み
「三位一体の改革」による地方財政の悪化、市町村合併、都市偏在のマンパワー不足等により、地方に存在する自治体病院の経営は、厳しい環境下に置かれている。そうした中、総務省は2007年2月、「公立病院改革ガイドライン」を発表したが、そこでは公立病院改革の必要性を訴えると同時に、平成20年度内に公立病院改革プランの策定が求められている。具体的には(1)経営の効率化(2)再編・ネットワーク化(3)経営形態の見直し―の3つの視点からなり、(1)経営効率化は3年、(2)再編・ネットワーク化、(3)経営形態の見直しは5年程度を標準とするというスケジュールが提示された。公立病院改革は否応無しに「ここ5年以内」が勝負の、"待ったなし"の状況が作り出された訳だ。 ・・・続きを見る
診療所の専属薬剤師の配置
現在、常勤医師が3名(無床診・院外処方)の診療所を経営しています。当院に専属薬剤師の設置義務はあるでしょうか。また、特に免除の申請の必要があるのでしょうか。 ・・・続きを見る
DPC導入の実際(1)
DPC(Diagnosis Procedure Combination:急性期入院医療の診断群分類に基づく1日当たりの包括評価制度)は、2003年4月より日本全国の特定機能病院82施設を対象にしてスタートした、わが国独自の包括支払い制度です。その前提として1998年に、「急性期入院医療の定額支払い方式の施行事業」が国立病院2病院、社会保険病院8病院でスタートしていました。これはアメリカで行われていた「DRG/PPS」の導入を模索したものですが、関係団体等の反対により、ソフトランディングした形のDPCとして、最初は特定機能病院をテストケースに始まったものです。 ・・・続きを見る