福岡オフィスCommunication Letter
福岡オフィスCommunication Letterは、コンサルティングの現場での気付きや、社内での日々の取り組みの「リアル」をお伝えしていく福岡オフィス発信の情報誌です。
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2019年2月号
「私はね、額に汗して働いて、時には涙を流しながら働くようなことがあって、やっと力がつくのだと思うのですよ。」この言葉に、思わず「その通り!」と、私は大きくうなずいていました。このお話をいただいたのは、飲食業の創業者の方で、全国に800店舗以上展開されています。働き方改革が叫ばれる中、ともすれば一生懸命に働くことがスマートではないとみなされたり、多大な時間をかけて一念を貫くことが非効率と言われたりと、確かに変な風潮があります。
2019年1月号
日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン氏の逮捕は衝撃が走りました。「カルロス・ゴーン経営を語る」という書籍を気に入っていた私にとっても、なかなかショックな出来事でした。この原稿を書いている12月5日時点では、まだ情報が錯綜しており、本人が否認していることもあって、事実がどうなのかは定かではありません。ただ、この報道を受けて、「けしからん」と思う人がいたり、「権力はやはり腐敗するのか」と思う人がいたりすることは確かでしょう。
2018年12月号
「最近は厳しく指導するとすぐパワハラだとかいわれて困るなぁ」「働き方改革で権利主張が強くなってるよね。昔は少しくらい我慢したもんなのに」こんな話をよく聞くようになりました。ところで、人材マネジメントや人材育成の分野では、近年、脳科学分野からの研究アプローチが盛んになっています。例えば、「SCARF(スカーフ)」モデルという有名なモデルがあります。
2018年11月号
最近、弊社では、KPIプロセスマネジメントに注目しています。KPIとはKey Performance Indicatorの略で、経営において達成したい成果・ゴールに至るまでの主要な指標のことを指します。そして、達成したい成果・ゴールをKGI(Key Goal Indicator)といいます。簡単にいえば、KGIを成果指標、KPIをプロセス指標ということになります。成果を出す人、成果を出すチームには、成果につながるプロセスがあり、一方、失敗をするには、失敗するような進め方をするから失敗をするのです。
2018年10月号
最近、職員満足度の高かった病院や施設に訪問して、その理由についてヒアリングをする機会が多くあります。その中で、ある病院のスタッフの方から「うちの職場のいいところは、良い意味でドライなところですね。」という話を聞きました。
「詳しく聞かせてもらっていいでしょうか?」私はとても興味が沸いたので詳細について伺いました。
2018年9月号
最近、医師確保に悩まれるお客様と一緒に医師の紹介会社を訪問することが増えています。
病院業界は、医師や看護師、薬剤師等の医療職を採用することができるかが、業界構造上の重要成功要因になります。しかし、人口が今も増加している一部の都市圏以外では、採用難が続いています。特に医師の採用難をどう解決するかは、非常に大きな経営課題になっています。
2018年8月号
当社では2年に1回、社員旅行を実施しています。今年は社員旅行の年で、大阪、東京、福岡の全社員が7班に分かれて旅行に行きます。私も第1班、総勢約60名で行ってきました。国内バス旅行で、観光は少なめで、多くの時間を移動と旅館で過ごし、ほとんど食べたり、飲んだりし続けているような感じです。でも、これがとても楽しく、有意義なのです。
2018年7月号
「私はただの一般職だから、影響力なんてありませんよ」と言うベテラン職員。(あなたが怖くて萎縮している若手のスタッフがいますけど)「私は部長だけど、それはただの役割であって、皆さんと一切変わりはないんです」と言う部長。(そんなあなたの指示で翻弄されている部下がいますけど)「私は兄貴(姉貴)分としてスタッフに接しているんです」と言う年配管理職。(周りから見ると、もはや親子ですけど)
2018年6月号
志望動機不要論というものがあります。学生は何社も採用試験を受けるので、どうしても自社に入りたいというケースはまれで、誰もがうまく志望動機を語るのですよ、だから、志望動機を聞いたところで、判定基準にはなり得ませんよ、というものです。私もこの不要論には賛成です。
2018年5月号
年間の業務改善の取り組みを支援させていただいているお客様が数件あります。4~5月あたりに目標発表会、9月頃に中間発表会、そして年度末に成果報告会を行います。2,3月はその発表会に数多く参加させていただきましたが、大きな成果を実現したチームが多く、私も大変参考になり、また感激しました。