MMI医業経営情報サービス
Q.後発医薬品の品質確保・安定供給に向けての医薬品メーカーに対する国の監視強化の実態は?
私たちが薬局事業を営む北陸地域では、近年に後発品医薬品メーカー2社による不祥事がマスコミで報道されました。厚生労働省は後発医薬品の活用推進を積極的に進めてきましたが、このような問題が今後、続発した場合、世論及び医療機関の双方から後発医薬品に対する不信感を醸成することになりかねません。厚生労働省は今後、製薬メーカーに対して積極的な情報公開を促したり、監視強化を強めていくことを検討しているのでしょうか? ・・・続きを見る
Q.特養での医療提供が規制改革項目になったと聞きました。どのような内容ですか?
特別養護老人ホームの施設長をしています。近年、当施設では看取り期はもちろん、頻回な吸引や経管栄養などの医療ニーズが高い入居者が増加傾向にあり、配置医師や連携医療機関だけでは対応が難しくなってきています。今般、政府が発表した新しい「規制改革実施計画」には、特養の医療提供に関する提言が盛り込まれたと耳にしました。具体的にはどのような内容なのでしょうか? ・・・続きを見る
Q.「感染対策向上加算」の院内巡回は「感染制御チーム」全員で行う必要がありますか?
2022年度診療報酬改定で名称や要件などの見直しがあった「感染対策向上加算」について、教えてください。 ・・・続きを見る
かかりつけ医の制度化
日本医師会はこのほど、「かかりつけ医」のあり方について新たに独自の考えをまとめた。財務省や経済財政諮問会議は、今年の政府「骨太方針」の策定に向け、「制度化」の圧力を強めており、その成り行きが注目される。 ・・・続きを見る
Q.外来・訪問診療を主体とする精神科・心療内科クリニックの診療報酬改定による影響とは?
私はもともと、関西の大規模な収容型の精神科病院に勤務していましたが、2011年の東日本大震災で医療ボランティアを経験しました。震災によりメンタル面に課題を抱える方の支援を行っていく中で、東北でのクリニック開設を決意し8年前に東北の一地方都市で開業しました。 ・・・続きを見る
<検証>2022年度診療報酬改定(4)
4年前の2018年診療報酬・介護報酬の同時改定で新設された「地域支援体制加算」。そもそも「かかりつけ薬剤師」が本来の機能を発揮し「地域包括ケアシステムの中で地域医療に貢献する薬局」を評価する新機軸として誕生しました。2016年の診療報酬改定で新設され、かかりつけ薬剤師による服薬指導を評価する「かかりつけ薬剤師指導料(同包括管理料)」の届出が必須条件でもあり、両者は連動する調剤報酬でした。 ・・・続きを見る
Q.患者の入院前「持参薬管理・整理」を報酬評価する「服薬情報等提供料3」の新設が意図するものとは?
厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)における2022年調剤報酬改定に係る2021年の議論では、薬局における「対人業務の評価」の充実について、相当な時間が費やされたと記憶します。 ・・・続きを見る
Q.2022年10月施行の育児休業中の社会保険料免除要件の改正について、教えてください
2022年10月から育児休業中の社会保険料免除について、要件が変わると聞きました。どう変わるのでしょうか。 ・・・続きを見る
リフィル処方箋の導入
2022年度診療報酬改定では、22年度予算折衝における「財務・厚生労働大臣の合意事項」という異例の対応が図られた。その一つが「リフィル処方箋」で、政治主導の導入となっただけに、財務省などは「普及・定着」に意欲を見せている。 ・・・続きを見る
Q.感染対策向上加算と外来感染対策向上加算は同時に算定できないのですか?
感染対策に必要な体制等が整っていれば、この2つの加算を1つの病院で算定することはできますか? ・・・続きを見る