あなたのとなりの相続物語
『あなたのとなりの相続物語』は、相続手続を進めていく上で間違えやすい点や注意しなければならないことを読み物としてまとめました。実際に経験してきた事案を紹介することにより相続を身近に感じていただけたらと思います。
※「相続手続支援センター近畿」は日本経営グループです。事例発行元・相続手続支援センター事例研究会
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その13 『夫婦で一緒に書いた遺言書』
このように、夫婦それぞれが残すのは、「夫婦遺言」とも呼ばれています。
その12 『戸籍謄本は何通必要?』
ちなみに、印鑑証明書は、手続先の数の分だけ準備しておくと安心です。金融機関などは原本を返却してくれるところも多いですが、窓口では原則原本提出を求められます。
その11 『34人の相続人』
妻に全財産を相続させる内容を書いた遺言書があれば、兄弟姉妹の協力なく、スムーズに手続きが終わります。
その10 『貸金庫の中の遺言書』
遺言書がある場合は、公正証書か自筆証書かによって、手続きの仕方が変わってきます。公正証書なら、そのまま手続きが出来ますが、自筆証書の場合は家庭裁判所で検認という手続きをして、法的な効力を確定する必要があります。
その9 『株券の名義書き換え』
上場株券の存在の有無は証券会社の取引明細・残高明細などの郵便物が重要な手掛かりとなります。株券の現物が出て来た時は、その株券の会社の事務代行を行っている信託銀行の窓口で相談されるのが有効です。
その8 『先々代のじいちゃんの土地』
相続発生時には放置せず、その時に手続を取ることが大切ですし、祖父など故人名義の不動産は急いで現所有者名義に登記変更しておくようにしましょう。
その7 『一株にならない株式』
未上場の株式については株券が無い場合が多いので取締役や監査役をされていた時には株券も所有していたのでは・・・?とその会社に確認することが大切です。特に友人への出資だったのか、貸し付けだったのか、もめる事があるので注意して下さい。
その6 『事前準備チェック』
金銭的価値の物は遺産として相続の対象ですが、子供や嫁・孫などに伝えておきたい事(我が家の宗教、家紋また、葬儀の形式の希望や通夜などを連絡してほしい人のリストなど)はノートなどに筆記されておく事が大切です。
その5 『保証人となっていた父』
保証債務については、いつ表面化するか、わからない時限爆弾のようなものです。特に、生前から保証人になっている事実と内容をご家族に伝えておく事をお勧めします。
その4 『スポーツジムやゴルフの会員権』
故人の事業が引き継がれない場合には、同業者組合への主資金・加入保証金も退会手続を取り、出資金・加入金の返却を受ける事になります。農業をこの後、営まないのであれば、農協への出資金も同様ですので注意して下さい。