MMI医業経営情報サービス
高齢者医療の将来(2)
2017年に日本老年医学会の「高齢者の定義を75歳以上にする」という提言に対して大きな反響があった。この提言は、超高齢少子化社会であるわが国の今後の医療・介護の行方を見極める上で様々な課題を示唆している。 ・・・続きを見る
高齢者医療の将来(1)
2017年1月に日本老年医学会では高齢者の定義を75歳以上とする提言をした。第60回日本老年学会開催時にプレスセミナーを開き、大阪大学医学部教授で同学会理事長の楽木宏美氏が内容について説明と質疑応答を行った。 ・・・続きを見る
2018年度介護報酬改定の大枠を提示(2)
2018年1月21日には今年度の介護報酬改定率が0.54%とプラス改定が決まり、1月28日に報酬単価が発表された。 ・・・続きを見る
2018年度介護報酬改定の大枠を提示
2017年9月の衆議院解散と10月の総選挙で中断された2018年度の介護報酬改定に関する社会保障審議会介護給付費分科会での審議は、10月末以降急ピッチで進められた。 ・・・続きを見る
地域包括ケア病棟は、個々の病棟機能に応じたメリハリを付けた診療報酬導入か
今年に入り中医協では2018年診療報酬改定に係る幾度かの検討会が実施されてきたが、現状では未だ核心に迫るような具体的項目に関する議論は出てきてはいない。要するに今の議論は助走段階という印象が強い。 ・・・続きを見る
地域医療構想の進捗と病床転換
病床機能報告での「高度急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」のうち、多くの地域で「高度急性期」と「急性期」が過剰とされる一方、「回復期」は不足しているとの結果が出ている。 ・・・続きを見る
地域医療構想の進捗と医療機関の対応(1)
各都道府県で策定が進む地域医療構想は、2016年度には予定通りすべての地域で完了する見通しだ。むしろ各医療機関の関心は「次」、すなわち構想の実行と中身に移っている。 ・・・続きを見る
医療機関の外来戦略(2)
前回の病院に引き続き、今回は診療所の外来戦略をテーマにしたいが、最初に2018年の診療報酬・介護報酬W改定で導入の可能性がある「かかりつけ医」制度について考えたい。 ・・・続きを見る
介護保険制度の利用者負担と地域包括ケア
2016年10月19日に開催された社会保障審議会第67回介護保険部会では、介護給付費利用者負担の見直しが話し合われた。同利用者負担はそれまで一律1割負担であったが、2015年8月から一定以上の所得がある人(現役並み所得者)の負担を2割に引き上げられた。 ・・・続きを見る
地域医療連携推進法人の全貌(1)
筆者の親しい某公認会計士は第七次医療法改正で導入の決定された「地域医療連携推進法人」について、「合併未満・連携以上」と説明してくれたが、公表された厚生労働省の「医療法人の事業展開等に関する検討会」資料を読んでも、その詳細は非常に抽象的で分かり難い。 ・・・続きを見る