MMI医業経営情報サービス
22年度改定議論・外来
中医協・総会は次期改定に向け、「かかりつけ医機能」の議論を進めている。厚生労働省は「地域包括診療料・加算」の評価のあり方などを論点に挙げたが、支払側委員は既存の枠組みにはない患者へのインセンティブなどの議論を求めた。 ・・・続きを見る
22年度改定議論・入院医療
中医協の「入院医療等の調査・評価分科会」が2022年度診療報酬改定に向けた検討結果をまとめ、中医協・総会に報告した。治療実績に応じた新たな急性期指標や、看護必要度の一部評価項目の妥当性などが、今後の議論のポイントになる。 ・・・続きを見る
介護医療院の開設状況
2018年4月に創設された介護医療院の施設数が約3年半で600施設を超えた。宮城県で開設が確認され、未開設の都道府県が解消された20年6月末からの1年間に、全国で86施設増加し、療養床数も4,437床増えている。 ・・・続きを見る
医師の働き方改革
2024年4月から勤務医の時間外労働に上限規制が適用される。医療機関による「医師労働時間短縮計画」作成などの取り組みについて、厚生労働省は当初の「5段階評価」から「定性評価」による結果公表に方針を転換した。 ・・・続きを見る
22年度改定議論・入院医療
コロナ禍では現場に大きな影響を与える改定は避けるべき、コロナ禍でもやるべきことはやるのが重要―。次期改定に向けた入院医療の専門的な議論は9月に中間とりまとめが行われたが、改定の「位置付け」を巡り診療側と支払側の意見は対立している。 ・・・続きを見る
介護保険制度とBCP
介護保険制度が創設されて21年目を迎えている。20年の節目だった2020年は、新興感染症という制度にとっても大きなリスクが顕在化した。高齢化がますます進むなかで、あらためて「持続可能性」という課題を突き付けられている。 ・・・続きを見る
2022年度改定議論・慢性期入院医療
2022年度診療報酬改定に向けて進められている入院医療の専門的な議論では、経過措置療養病棟での医療提供内容や障害者病棟での入院患者の状態などに課題のあることが厚生労働省のデータで明らかになっている。 ・・・続きを見る
2022年度改定議論・チーム医療
「入退院支援加算」や「認知症ケア加算」では人員配置要件が届出のネックに―。2022年度診療報酬改定に向けた議論では、より質の高い入院医療の推進に欠かせない多職種連携の確保に向けた課題が明らかになっている。 ・・・続きを見る
骨太の方針2021を閣議決定
骨太の方針は、政権の重要課題や翌年度予算編成の方向性を示すものとして、経済財政諮問会議で毎年6月ごろに策定される。「骨太方針21」は、▽第1章:新型コロナウイルス感染症の克服とポストコロナの経済社会のビジョン、▽第2章:次なる時代をリードする新たな成長の源泉~4つの原動力と基盤づくり~、▽第3章:感染症で顕在化した課題等を克服する経済・財政一体改革、▽第4章:当面の経済財政運営と22年度予算編成に向けた考え方―の4章建てだ。 ・・・続きを見る
2022年度診療報酬改定を展望した今後の病院経営(2)
回復期リハビリテーション病棟については飽和状態という議論の中、平成28年改正で実績指数が導入されました。実績指数は入棟時から退棟時の間に改善したFIM値を在棟期間等で除したものです。つまり、分子である在棟期間中のFIM利得が大きければ大きいほど、分母である在棟期間が短ければ短いほど実績指数はよくなります。 ・・・続きを見る